広島市中区は、広島市の中心部に位置し、利便性が高いエリアとして多くの住民に支持されています。今回は、中区の新築マンション供給戸数の推移と坪単価の推移から中古マンションの市場価格について解説します。
新築マンション供給戸数の推移
まず、新築マンションの供給戸数の推移を見てみます。
2016年からは減少傾向が続いています。新築マンションの供給戸数が減少することは中古マンションの需要にそのまま反映されると考えます。
新築マンション坪単価の推移
次に、新築マンションの坪単価の推移を見てみましょう。
2010年から一貫して右肩上がりです。特に2015年以降は200万円を超える年が続き、2019年には228.6万円、2020年には238.4万円と高値を記録しました。
中古マンション市場価格の推移
そして、広島市中区の中古マンション坪単価の推移のグラフです。
新築マンションの供給戸数と坪単価の推移は、中古マンション市場にも大きな影響を与えます。新築マンションの供給が少ない年には、中古マンションの需要が高まり、価格が上昇する傾向があります。また、新築マンションの坪単価が上昇すると、それに伴って中古マンションの価格も上昇します。
例えば、2011年と2013年は供給戸数が大幅に増加しましたが、その後の供給減少により、中古マンションの需要が高まりました。また、2015年以降の新築マンション坪単価の急上昇は、中古マンションの価格上昇を後押ししています。
このように、新築マンションの供給戸数と坪単価の推移は中古マンション市場に直接的な影響を与えています。広島市中区の中古マンションを購入・売却する際には、これらのデータを参考に市場動向を把握することが重要です。
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