やっと8月終わりに小・中学校の授業が始まり みなさま平穏な日々が訪れたのではないでしょうか 夏休みの宿題終わりましたか?(子供たちの…) 自力でお盆までにほぼ終わらせる 優秀なお子様もいらっしゃるでしょうが、 我が家毎年修羅場です 絵画・読書感想文・習字・自由研究etc… はい、 ほぼわたしがやることになります
一昨年は、 スーパーで買って食べたメロンの種から メロン栽培しました 赤いメロンと青いメロンかけ合わせたら 紫のメロンが出来るか?という実験でした 今年はミョウバンの結晶を作りました ネットに色々な作り方が書いてありますが、 いまいち分かりづらかったり 上手くいかなかったりしたので わたしが気付いた 「結晶をうまく作るコツ」を ご紹介します
【焼ミョウバンはダメ】 Amazonや薬局に 色々な種類のミョウバンが売られていると思いますが、 漬物用などの焼ミョウバンではなく、 理科実験用の、焼いてない、 生ミョウバンの方がオススメです! そもそもミョウバンの結晶作りとは、 高い温度の水(お湯)で完全にミョウバン溶かす (水よりお湯の方がめちゃんこたくさん溶ける) ↓↓↓ ミョウバンが溶けきったお湯の温度を下げていくと、 溶けきれなくなったミョウバンが また 元の固体のミョウバンに戻って 沈む工程で結晶が出来る というものなのですが、 焼ミョウバンは、実験用に比べて、 同じ温度・同じ湯の量で溶けきる量が少ないので 当然元のミョウバンに戻る量も少ないわけですよ
あと、透明度が違います 焼ミョウバン白い…!! ほんとに溶けた??っていうくらい白い 当然沈んだ結晶も白い 透明作りたかったら生ミョウバン まあしかし、 そんな焼ミョウバンも 一回溶かした あとまたミョウバンに戻したら、 生ミョウバンになるんですけどね・・・ なのでわざわざ買い直す必要はないです
【種結晶は銅線で吊るすべし】 ネットで、 「釣り糸で種結晶結んで吊るす」等 書いてありますが 絶対無理 おとなしくネットでエナメル線買った方がいいです (太さ0.4mm程度) チャッカマンで適当にエナメル線熱して 適当に種結晶に押し付けたら簡単にくっつきます 難しいとか書いてありますが全然難しくない 寧ろ楽しいですこの作業
【小さい結晶はこまめに取り除く】 種結晶、君に決めた! と 銅線くっつけて吊るしたはいいが、 思いもよらないところに新しい種結晶がどんどん発生します これらは愛でて育てずに、逐一手でむしりとりましょう そうしないと、 お湯から水に冷える過程であふれ出た固体ミョウバンが、 そっちの新しい種結晶にくっついていき太っていきます あくまで太らせるのは銅線くっつけたやつだけ あふれ出るミョウバンの量にも当然限りがあります (ていうか飽和水溶液の勉強ってそういうことだよね笑) 植物と一緒ですね、脇芽は摘み取りましょう
【作業する場所によって飽和する速さ違う】 真冬の北海道なのか 真夏の沖縄なのか 室温・気温・作業する環境によって ミョウバンが飽和(あふれ出てくる)する速さ違います…! ネットの通りのお湯の温度・ミョウバンの量でやっても 「あれ?全然ミョウバン固体になって出てこない… ていうか種結晶溶けてね?」 「げー!一気に固体ミョウバンに戻り始めた! ヤバイ!早く種結晶吊るさないと!」 なんてことも多々 せっかく作った種結晶が お湯でうっかり溶けたり 吊るした種結晶が太らずに 新・種結晶が底に出来まくったり 色々です まずは自分の作業している環境で、 ミョウバンを溶かしきったお湯が 何℃まで冷えたら ミョウバンが元の固体となってあふれ出すのか しっかり確かめてから 作業するべきです なので温度計は絶対に要りますよ!! ちなみに吊るす容器は紙コップでもなんでもいいです 学校に持って行くことと見栄え考えたら フィルムケースやお弁当のデザートカップがおすすめ 色々書きましたが、 失敗しても また固体ミョウバン集めて溶かせば 何回でもやり直せるのがいいところ☆ みなさんも 素敵なミョウバンライフを送ってみてくださいね
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